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和倉温泉の中心部に位置する、大正時代の建築が印象的な温泉旅館です。 日帰りでの利用ができないのですが、この日は姉妹館である宝泉閣に宿泊していて、ここ渡月庵の貸切風呂を利用できるプランを利用してみました。ちなみに、大浴場であれば特に予約なしに相互に利用することができます。
20時に予約していたのですが、夕食後の後片付けで忙しかったのか誰も出てきません。仕方なく大声で呼んでようやく通されたのですが、かけ流しの貸切風呂である「夢蔵」は故障中とのことで、もう一つの「湯音」に案内されました。「夢蔵」は和倉では珍しいかけ流しということで楽しみにしていたのですが、出鼻をくじかれるとはまさにこのことでしょうか。
湯音 内湯 湯音 内湯 気を取り直して、湯音の貸切風呂を楽しむこととします。 内湯は3人サイズの小さな浴槽で、湯口からは2本のお湯が投入されています。おそらくドカドカと投入されているのが循環湯、チョロチョロと投入されているのが源泉であると思われます。湯温は43℃ほどで娘には熱すぎるのですが、困ったことに加水用の蛇口や湯もみ板など、湯温を下げる手段がありません。仕方なく洗い場のシャワーを伸ばして水を入れ、温度を下げました。 お湯は無色透明で塩味、他の和倉温泉では無かった石油臭が特徴的でした。
湯音 露天風呂 湯音 露天風呂 もう一つ外気に当たれる浴室がありますが、半露天といったスペースで景色などは期待できません。 こちらも42℃ほどで熱めですが、シャワーのホースも届かないので全く加水はできません。私にとっては適温なのですが、娘にとっては熱すぎて入れなかったのが残念でした。
足湯 足湯 宿の庭には足湯がありますが、しばらくお湯の投入がなかったのかほとんど水と言ってもいい温度で、入浴することはできませんでした。 宝泉閣では、この足湯を含めた湯めぐりを勧めているのですが…。
石油臭のする特徴的なお湯が印象的で、次はぜひかけ流しで楽しんでみたいものです。
nuyo / 2018年11月訪問 piyo / 2018年11月訪問
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