|
和倉温泉のシンボルとなる共同浴場です。実はかつて訪問したことがあるのですが、その時とは建物が変わり、威風堂々とした姿は和倉温泉の顔としての地位を確固たるものにしたようです。
館内は観光案内所としても機能しています。9時から利用できる大広間も旧施設から継続され、こちらは温泉利用者以外でも利用できるため、和倉観光の拠点としても利用できそうです。
券売機で入浴券を買い、フロントで受付をして早速浴室へ。2011年に建て替えられた館内は今も掃除が行き届いていて、明るいイメージは好感がもてます。脱衣所も十分なスペースが確保され、混み合っている時もそれほど圧迫感なく利用ができそうです。
内湯 内湯は天井が高く、採光も十分で開放的な作りです。大小2つの主浴槽のほか、立湯、サウナ、水風呂があり、共同浴場とは思えない充実ぶりです。 温泉は水風呂以外の浴槽で使われていて、いずれも無色透明で、塩味、無臭。循環ろ過ありの湯遣いですが、飲泉が可能であることを積極的にアピールしていて、塩気のある海の温泉を舌で楽しむことができます。 源泉は高温ですが、熱交換器により加水することなく温度を下げているとのことです。各浴槽の温度は、主浴槽(大)が41.6℃、主浴槽(小)が41.9℃、立湯が42.5℃でした。いずれの浴槽も広めに作られていて、他の人に気兼ねなくのんびりと足を伸ばして入浴できるのが魅力的です。
露天風呂 露天風呂もありますが、まわりは高い塀に囲まれていて景色を眺めることはできません。和倉温泉は海が近いのですが、海岸沿いは大型旅館に占領されてしまい、これら旅館に泊まらなければ海を見ながらの入浴が叶わないのが残念です。
浴槽は6人サイズと、内湯と比べると小ぢんまりとしています。屋根がないので、雨や雪の日の入浴は大変そうです。 お湯は内湯と同様に無色透明で塩味、無臭。湯温は41.6℃で外気にも当たれるのですが、塩分が濃いこととあり、浴後はホカホカとよく温まりました。
足湯
総湯前の広場には足湯があり、温泉街散歩のちょっとした休憩として使われています。 アートを感じる独特な形の浴槽ですが、少人数でもグループでも利用しやすいようにデザインされているようです。
飲泉場 飲泉場 飲泉をすることもできます。以前は温泉玉子も作れたようですが、今はここではなく湯元の広場で作れます。
nuyo / 2018年11月訪問 piyo / 2018年11月訪問
|
|